秋田県の風景
秋田県は日本海に面し、世界自然遺産の白神山地や十和田湖など豊かな大自然に恵まれた県。きりたんぽ鍋や稲庭うどん、全国区の銘柄米「あきたこまち」など食の宝庫。秋田犬の故郷であり、美人の郷としても有名。なまはげや大曲の花火、竿燈まつりなど情熱的な伝統文化が色濃く残る。

| 読み | あきたけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 5 |
| 県庁所在地 | 秋田市 |
| 市町村数 | 25(13市9町3村) |
| 人口 | 約96万人 |
| 面積 | 約11,637k平方m |
| 隣接都道府県 | 【東北地方】(4) 青森県、岩手県、宮城県、山形県 |
| 特徴 |
■日本一の米どころと独自の日本酒・食文化の特徴 →広大な平野と清らかな雪解け水に恵まれ、「あきたこまち」に代表される全国屈指のブランド米の生産地。この良質なお米と豊かな水源を活かした日本酒造りが非常に盛んで、独自のすっきりとした味わいは全国的に高い評価を得ている。また、名物の「きりたんぽ鍋」や、冬の寒さを活かした伝統的な「いぶりがっこ」など、米文化や雪国の知恵から生まれた独自の豊かな食文化が深く根付いている特徴を持つ。 ■世界に愛される秋田犬と大自然の観光資源の特徴 →大館市を発祥とする「秋田犬」は、忠実な性格と愛らしい姿で世界中から高い人気を誇る。また、世界自然遺産に登録されている「白神山地」のブナの原生林や、日本一の水深を誇る「田沢湖」、夕日の美しい男鹿半島など、ダイナミックで美しい自然景観が広がる。乳頭温泉郷をはじめとする秘湯や名湯も数多く点在し、訪れる人々に手つかずの大自然と極上の癒やしを提供する大きな特徴がある。 ■歴史を紡ぐ伝統行事と美の文化の特徴 →東北三大祭りの一つである「秋田竿燈まつり」や、男鹿半島の「なまはげ」(ユネスコ無形文化遺産)、横手市の幻想的な「かまくら」など、地域ごとに独自の伝統行事が今なお大切に継承されている。また、樺細工や川連漆器といった精巧な伝統工芸品も有名。さらに、古くから小野小町の生誕伝説があり、透明感のある肌を持つ「秋田美人」という言葉に象徴されるような、美しく奥ゆかしい文化や風土を育む特徴を誇る。 |
【秋田県の市町村】
~秋田県の風景10選~
■田沢湖とたつこ像(仙北市)
→ 日本一の深さを誇る、円形の美しいカルデラ湖。水深によってエメラルドグリーンから濃いサファイアブルーへと色彩を変える水面が神秘的。湖畔に佇む黄金の「たつこ像」が美しいアクセントを加え、背後にそびえる秋田駒ヶ岳の雄大な山並みとともに、絵画のように美しい大パノラマ。
■角館の武家屋敷通り(仙北市)
→ 「みちのくの小京都」と称され、江戸時代の侍屋敷の面影を色濃く残す重要伝統的建造物群保存地区。黒塀が続く通り沿いには樹齢数百年の巨木が並ぶ。春には見事なシダレザクラが黒塀をピンク色に彩り、秋には鮮やかな紅葉、冬には厳かな雪景色と、深い歴史と四季が調和する和の景観。
■抱返り渓谷・回顧の滝(仙北市)
→ 「東北の耶馬渓」と称される、一歩足を踏み入れるだけで圧倒される美しい渓谷。何度も振り返って見たくなるほど美しいとされる「回顧(みかえり)の滝」が有名。言葉を失うほど澄み切った独特の「抱返りブルー」に輝く清流と、険しい断崖絶壁、鮮やかな新緑や秋の紅葉のコントラストが見事。
■白神山地・岳岱自然観察教育林(藤里町)
→ 世界自然遺産に登録されている、世界最大級の原生的なブナ林が広がる聖地。苔むした巨岩や、気が遠くなるような年月をかけて自生するブナの巨木が神秘的な空間を作り出す。初夏のみずみずしい新緑や秋の黄金色の紅葉など、手つかずの原始の自然と深い静寂に包まれる、癒やしの風景。
■男鹿半島・入道崎(男鹿市)
→ 男鹿半島の最北端に位置し、北緯40度線上に突き出たダイナミックな岬。青い空と海に向かって、緑の大草原の中に白黒の縞模様が印象的な「入道崎灯台」が佇む。目の前には遮るもののない広大な日本海が広がり、地平線に沈む美しい夕日が海をオレンジ色に染め上げる、圧倒的スケールの海の絶景。
■元滝伏流水(にかほ市)
→ 鳥海山に降った雨や雪解け水が長い年月をかけて地底でろ過され、横幅約30mの岩肌のあちこちから湧き出る神秘的な湧水。激しく流れ落ちる一般的な滝とは異なり、白い絹糸のように優しく滑らかに流れ落ちる。周囲の豊かな緑の苔と、白い水しぶき、早朝に差し込む木漏れ日が織りなす幻想的な世界。
■小安峡の大噴湯(湯沢市)
→ 皆瀬川の急流が長い年月をかけて削り取った、深さ約60mの V字型の険しい大渓谷。最大の山場である「大噴湯」では、岩肌の裂け目から約100度の熱湯と白い蒸気が凄まじい轟音とともに激しく噴出する。地球の激しい火山活動を五感で体感でき、新緑や秋の鮮やかな紅葉との調和が見事。
■法体の滝(由利本荘市)
→ 鳥海山の麓に位置し、日本の滝百選に選定されている壮大な名瀑。一の滝、二の滝、三の滝と3段に折れ曲がりながら、落差57.4mにわたりダイナミックに流れ落ちる姿が圧巻。滝壺の目の前には広大な芝生広場があり、豊かな原生林や秋の紅葉に囲まれた、のどかで力強い大自然の風景が楽しめる。
■大潟村の菜の花ロード(大潟村)
→ かつて日本第二の広さを誇った湖「八郎潟」を干拓してできた広大な大平原を貫く、全長約11kmの直線道路。春になると、道の両側に植えられた約11kmに及ぶ黄色い菜の花と、約3700本のピンク色の桜、黒松の緑が同時に開花する。どこまでも続く色鮮やかな花のトンネルは圧倒的な美しさ。
■寒風山からの眺望(男鹿市)
→ 男鹿半島の付け根に位置する、全山が柔らかな芝生に覆われた標高355mの火山。山頂の回転展望台からは、眼下に広がる広大な八郎潟干拓地や、美しい弧を描く日本海の海岸線、遠くにそびえる鳥海山や白神山地までを360度見渡す大パノラマが一望できる。緑の草原と青い海の対比が素晴らしい。
