三重県の風景
三重県は海と山の幸に恵まれた歴史ある県。古くから「お伊勢さん」と親しまれる伊勢神宮があり、熊野古道などの世界遺産も有する。松阪牛や伊勢エビ、カキなどの高級グルメが有名。鈴鹿サーキットや志摩スペイン村などのレジャー施設、美しいリアス海岸が広がる伊勢志摩国立公園など見どころ満載。

| 読み | みえけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 24 |
| 県庁所在地 | 津市 |
| 市町村数 | 29(14市15町) |
| 人口 | 約172万人 |
| 面積 | 約5,774平方km |
| 隣接都道府県 | 【中部地方】(2) 岐阜県、愛知県 【近畿地方】(4) 滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県 |
| 特徴 |
1. 日本人の心のふるさと・伊勢神宮と深い歴史遺産 → 三重県は日本屈指の歴史と信仰の地。全国の神社の本宗である「伊勢神宮」は、古くからお伊勢参りの聖地として多くの参拝者を惹きつける。門前町の「おかげ横丁」では、江戸時代の風情漂う街並みで食べ歩きを楽しめる。また、南部に広がる「熊野古道(伊勢路)」は世界文化遺産に登録され、厳かな石畳の道と豊かな大自然が織りなす神秘的な空間が広がっている。 2. リアス式海岸が創り出す海の絶景と真珠の故郷 → 志摩半島を中心に広がる「伊勢志摩国立公園」は、複雑な入り江が美しいリアス式海岸が特徴。英虞湾のパノラマや夕日は息をのむ美しさである。この豊かな海は、世界で初めて真珠の養殖に成功した地として知られ、高級な真珠ジュエリーの産地として名高い。現在も現役の海女(あま)たちが伝統的な素潜り漁を続けており、独自の海洋文化が色濃く残る。 3. 松阪牛や伊勢エビに代表される至高のブランド食材 → 「美し国(うましくに)」と称されるほど、極上のグルメが豊富な食の宝庫。日本最高峰の黒毛和牛「松阪牛」は、とろけるような食感と芳醇な香りで世界的に有名。また、荒波が育んだ高級食材の「伊勢エビ」や、濃厚な旨味を持つ「あのりふぐ」「牡蠣」など海の幸も抜群。さらに、太くて柔らかい麺に濃厚なたまり醤油のタレを絡める「伊勢うどん」などの郷土料理も人気。 |
【三重県の市町村】
~三重県の風景10選~
■伊勢神宮(宇治橋と五十鈴川)
→伊勢市にある日本人の心のふるさと。五十鈴川に架かる木造の「宇治橋」は大神宮への表玄関であり、四季折々の山々と調和した美しい和の原風景が広がる。内宮の御手洗場である五十鈴川の清らかなせせらぎや、生い茂る巨杉の森など、荘厳で神聖な風景が人々を魅了し続ける。
■二見興玉神社(夫婦岩)
→伊勢市二見町の海岸に佇む、大注連縄で固く結ばれた大小2つの奇岩。古くから日の出の遙拝所として知られ、5月から7月にかけては岩の間から昇る神々しい朝日の絶景、冬には岩の間に輝く満月の風景が楽しめる。男岩と女岩に激しく打ち寄せる白波が織りなす、神秘的な海の風景。
■なばなの里
→桑名市にある花のテーマパーク。四季折々の広大な花畑が美しいが、特に冬から春にかけて開催される国内最大級のイルミネーションが有名。光のトンネル「華回廊」や、最新のプログラミング技術を駆使したダイナミックなテーマエリアなど、光が創り出す幻想的な夜景が広がる。
■丸山千枚田
→熊野市紀和町にある、約1340枚の田が重なる日本最大級の棚田。西日本の原風景とも称され、小さな田が幾重にも織りなす造形美が圧巻。水を張った水田が夕日に輝く春、青々とした稲穂が風に揺れる夏、黄金の絨毯が広がる秋など、人間の営みと大自然が調和した絶景。
■英虞湾(横山展望台)
→志摩市にある、志摩半島を代表するリアス海岸の湾。標高140メートルの「横山展望台」から見下ろす風景は絶景で、複雑に入り組んだ湾内には約60の島々とアコヤ貝の養殖いかだが浮かぶ。真珠の海を鮮やかな茜色に染めながら沈みゆく夕日の光景は、絵画のような美しさ。
■御在所ロープウエイ(御在所岳)
→菰野町と滋賀県にまたがる標高1212メートルの御在所岳。全長約2.1キロメートルのロープウェイからは、四季折々の鈴鹿山脈の大パノラマが見渡せる。新緑や、山全体が赤や黄色に燃え上がる秋の紅葉、そして冬には条件が揃った時にだけ現れる白い芸術「樹氷」の风景が圧巻。
■鬼ヶ城
→熊野市にある、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部。熊野灘の荒波と地殻変動、浸食作用によって削られた巨大な海食洞や奇岩が、約1.2キロメートルにわたって連なる壮大な景勝地。自然の猛威が造り上げたダイナミックな岩の芸術と、どこまでも広がる熊野灘の海の風景。
■赤目四十八滝
→名張市にある、室生赤目青山国定公園に位置する美しい渓谷。約4キロメートルにわたる遊歩道沿いに、大小さまざまな滝が連なる。不動滝や千手滝など「赤目五石」と呼ばれる代表的な滝をはじめ、新緑や紅葉、冬の氷氷など、豊かな原始林と清流が織りなす神秘的な大自然の風景。
■獅子岩
→熊野市の七里御浜海岸にある、国の名勝および天然記念物。高さ約25メートルの巨大な奇岩で、熊野灘に向かって咆哮する獅子の姿にそっくりなことから名付けられた。隣り合う「鬼ヶ城」の地盤隆起に伴って生まれた自然の造形美で、夕暮れ時や満月の夜にはさらに幻想的な姿を見せる。
■大台ヶ原(大杉谷)
→大台町に広がる、日本三大渓谷の一つとされる大杉谷などを含む秘境。多雨地帯ならではの豊かな苔と巨木が息づく原始的な森が広がり、大蛇ぐらなどの断崖絶壁からは近畿の山々を見渡す大パノラマが広がる。手つかずの圧倒的な大自然と、神聖な静寂が包み込む風景が魅力。
