岡山県の風景
岡山県は「晴れの国」と呼ばれ、温暖な気候と雨の少なさが特徴。桃太郎伝説の舞台であり、高級フルーツの清水白桃やマスカットの栽培が盛んな「くだもの王国」。名物はきびだんご。主要観光地には、日本三名園の岡山後楽園や、白壁の街並みが美しい倉敷美観地区がある

| 読み | おかやまけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 33 |
| 県庁所在地 | 岡山市 |
| 市町村数 | 27(15市10町2村) |
| 人口 | 約184万人 |
| 面積 | 約7,114平方km |
| 隣接都道府県 | 【近畿地方】(1) 兵庫県 【中国地方】(2) 鳥取県、広島県 【四国地方】(1) 香川県(瀬戸大橋で接続) |
| 特徴 |
1. 「晴れの国」が育む高品質なフルーツ王国 → 温暖な瀬戸内海式気候で雨が少なく、日照時間が長いことから「晴れの国」と呼ばれる。この恵まれた気候を活かした果物栽培が盛んで、特に最高級ブランドの「清水白桃」や、大粒で種のない「シャインマスカット」、種なしで甘い「ピオーネ」などは全国的な知名度を誇る。その品質の高さから「フルーツ王国」として広く親しまれている。 2. 倉敷美観地区と日本最古の歴史・文化遺産 → 白壁の蔵屋敷や柳並木が美しい「倉敷美観地区」は、江戸時代の風情を残す一大観光地である。また、日本三名園の一つである「後楽園」や黒い外観が特徴の「岡山城」が有名。さらに、古代吉備国の中心地として造山古墳などの遺跡や、桃太郎伝説のモデルとされる吉備津神社など、日本の夜明けを支えた深い歴史と豊かな文化が今も息づく。 3. ものづくりと瀬戸内の交通を支える産業拠点 → 瀬戸大橋の開通により本州と四国を結ぶ交通の要衝として発展。倉敷市の水島臨海工業地帯は重化学工業の巨大拠点として県経済を牽引する。また、児島地区は「国産ジーンズの発祥地」として世界的なデニム聖地であり、備前焼などの伝統工芸から、学生服やマスキングテープといった現代の文具・アパレルまで、多彩なものづくり文化を誇る。 |
【岡山県の市町村】
8. 笠岡市 ★~岡山県の風景10選~
■倉敷美観地区
→倉敷市にある白壁の蔵屋敷や格子戸の町家が並ぶ歴史地区。倉敷川沿いの柳並木と川面に映るレトロな街並みが美しい。夜には世界的な照明デザイナーによるライトアップが行われ、静寂の中に美しく浮かび上がる白壁と瓦屋根がノスタルジックで端正な和の風景を創り出す。
■岡山後楽園
→岡山市北区にある日本三名園の一つ。江戸時代に岡山藩主・池田綱政によって造られた広大な回遊式庭園。周囲の山々や岡山城を借景とし、広い芝生や池、曲水が美しく配置されている。春の桜や新緑、秋の紅葉など、四季折々の日本の伝統美が調和した洗練された景観が圧巻。
■瀬戸大橋(鷲羽山展望台)
→倉敷市の下津井に位置する鷲羽山からの絶景。瀬戸内海の多島美と、本州と四国を結ぶ全長13.1キロメートルの瀬戸大橋が織りなすダイナミックな風景が広がる。特に「日本の夕陽百選」に選ばれた夕暮れ時は、茜色の海に大橋のシルエットが浮かび上がり、息をのむ美しさ。
■備中松山城
→高梁市にある、現存天守を持つ城としては日本一高い標高430メートルの山頂に佇む城。秋から冬の早朝、周辺の盆地に濃い霧が発生すると、雲海の中に天守閣が浮かび上がって見える。その幻想的な光景から「天空の城」と称され、多くの写真家や旅人を魅了する絶景。
■蒜山高原
→真庭市にある、蒜山三座の麓に広がる壮大なリゾート地。豊かな緑の中にジャージー牛が放牧される牧歌的な景色が広がり、西日本屈指の避暑地として知られる。秋には山全体が赤や黄色に染まる鮮やかな紅葉、冬には雄大な白銀の世界など、大自然の四季の移ろいが美しい。
■牛窓(日本のエーゲ海)
→瀬戸内市にある、穏やかな瀬戸内海に面した港町。オリーブ園の緑の丘から見下ろす、青い海と行き交う小舟、および点在する島々の風景は「日本のエーゲ海」と称されるほどの美しさ。ヨットハーバーや、干潮時に砂の道が現れる「黒島ヴィーナスロード」などロマンチックな景色が魅力。
■吹屋ふるさと村
→高梁市にある、江戸から明治にかけて国内屈指の弁柄生産で栄えた山間の集落。町全体が「弁柄色(高級な赤色)」の赤瓦と漆喰壁の古民家で統一された、極めて独特で美しい景観を持つ。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、タイムスリップしたかのような風景が広がる。
■王子が岳
→玉野市と倉敷市にまたがる標高234メートルの山。瀬戸内海国立公園に位置し、花崗岩の巨岩や奇岩がユニークな風景を創り出している。山頂付近からは瀬戸大橋や四国の山並みまで見渡せる大パノラマが広がり、パラグライダーが青空を舞う開放的でダイナミックな絶景。
■井倉峡(井倉洞)
→新見市にある、高梁川の上流に広がるカルスト台地が浸食されてできたダイナミックな渓谷。高さ240メートルの垂直に切り立った大石灰岩の絶壁が数キロメートルにわたって続く。絶壁から流れ落ちる滝や、新緑・紅葉に彩られた岩肌と清流が織りなす、自然の造形美が見事。
■吉備津神社(回廊)
→岡山市北区にある、桃太郎伝説のモデルとされる古社。国宝に指定されている独特の「吉備津造り」の大社殿もさることながら、山の斜面に沿って一直線に伸びる全長360メートルの美しい木造回廊の風景が圧巻。四季折々の花々や緑に囲まれた回廊は、厳かで神聖な空気が漂う。
