徳島県の風景
徳島県は、400年の歴史を持つ「阿波おどり」と、世界三大潮流の一つ「鳴門の渦潮」で有名な県。自然が豊かで、秘境と呼ばれる「祖谷(いや)の蔓橋」や激流の大歩危・小歩危がある。グルメでは、濃厚なスープの「徳島ラーメン」や、特産品である柑橘類の「すだち」が人気

| 読み | とくしまけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 36 |
| 県庁所在地 | 徳島市 |
| 市町村数 | 24(8市15町1村) |
| 人口 | 約69万人 |
| 面積 | 約4,146平方km |
| 隣接都道府県 | 【近畿地方】(1) 兵庫県(鳴門大橋で接続) 【四国地方】(3) 香川県、愛媛県、高知県 |
| 特徴 |
1. 世界に誇る阿波おどりと独自の伝統文化 → 400年以上の歴史を誇る「阿波おどり」は日本を代表する伝統芸能。毎年8月に開催される徳島市の阿波おどりには国内外から多くの観光客が訪れ、街中が熱気に包まれる。また、伝統的な人形浄瑠璃(阿波人形浄瑠璃)の文化が今も地域に深く根付いている。さらに、日本の伝統的な染物である「阿波藍」の産地としても有名であり、ジャパンブルーの美しさを世界へ発信している。 2. 鳴門の渦潮と祖谷の秘境が織りなす雄大な自然 → 世界三大潮流の一つに数えられる「鳴門の渦潮」は、激しい潮流が作り出す大自然のスペクタクルであり、観潮船や遊歩道から間近で体感できる。一方、内陸部には日本三大秘境の一つである「祖谷」が広がり、スリル満点の「祖谷のかずら橋」や、深い渓谷美が美しい大歩危・小歩危などがある。四国山地の険しい山々と豊かな清流が、神秘的でダイナミックな景観を見せる。 3. 「サテライトオフィス」と先進的な情報インフラ → 豊かな自然環境を保持しながら、全県に光ファイバー網をいち早く敷設したIT先進県。この高度な情報インフラを活かし、神山町や美波町を中心にIT企業のサテライトオフィス誘致に成功。古民家をオフィスに再生し、自然に囲まれながら最先端の仕事を行うライフスタイルは全国の地方創生のモデルケースとして高く評価され、多くの若者や起業家を惹きつけている。 |
【徳島県の市町村】
~徳島県の風景10選~
■鳴門の渦潮
→鳴門海峡で発生する世界最大級の渦潮。潮の満ち引きにより激しい潮流が生じ、春と秋の大潮時には直径20メートルに達する巨大な渦が巻く。大鳴門橋の遊歩道「渦の道」のガラス床から見下ろす激流や、観潮船から間近で見上げる轟音の渦巻は、自然の驚異を体感できる圧倒的な絶景。
■祖谷の蔓橋(かずら橋)
→三好市の秘境・祖谷渓に架かる、シラクチカズラを編んで作られた長さ45メートルの日本三奇橋の一つ。一歩進むたびにギシギシと揺れ、足元の木隙から14メートル下の清流が透けて見えるスリルが魅力。周囲の原生林や渓谷美と見事に調和した、平家落人伝説の情緒を残す神秘的な風景。
■大歩危・小歩危
→三好市にある、吉野川の激流が四国山地を長年かけて削り削り創り出した約8キロメートルの渓谷。大理石の彫刻のような美しい結晶片岩の断崖絶壁が続く。新緑や鮮やかな紅葉に彩られた岩肌と、エメラルドグリーンの清流が織りなす造形美が圧巻。大歩危峡遊覧船からの眺望が素晴らしい。
■眉山
→徳島市の中心部に位置し、どの方向から眺めても眉の形に見えることから名付けられた市のシンボル。標高290メートルの山頂へはロープウェイで登ることができ、吉野川や徳島市街、遠くは淡路島や和歌山まで見渡せる。夜になると、四国屈指のスケールを誇る美しい都会の夜景が眼下に広がる。
■蒲生田岬
→阿南市にある四国最東端の岬。太平洋に突き出た断崖の頂上に白い「蒲生田岬灯台」がぽつんと佇む。波穏やかな紀伊水道と、雄大な太平洋の荒波が交わるダイナミックな海の風景が広がる。晴れた日には淡路島や和歌山の山並みまで一望でき、水平線から昇る神聖な日の出が絶景のスポット。
■阿波の土柱
→阿波市にある、約130万年前の砂礫層が雨水の浸食作用によって削られて生まれた、世界でも数ヶ所にしかない貴重な奇観。国の天然記念物に指定されている。カーテンのひだのように垂直にそびえ立つ無数の土の柱が、夜にはライトアップされ、夜の暗闇の中に神秘的で荒々しい風景が浮かび上がる。
■祖谷渓(小便小僧周辺)
→三好市を流れる祖谷川が、深い山々を深くV字型に切り裂いてできた大渓谷。谷底まで数百メートルの断崖絶壁が数キロメートルにわたり続く。渓谷屈指の絶景ポイントに立つ「小便小僧」の像からは、足がすくむような高度感とともに、新緑や全山が赤黄に染まる見事な紅葉の大パノラマが見渡せる。
■高越山(高越寺周辺)
→吉野川市にある標高1133メートルの名峰で、その美しい山容から「阿波富士」と称される。山頂付近にある高越寺は古くからの信仰の霊場。周囲を深い巨木の森に囲まれ、冬には厳しい寒さによって木々が白銀に染まる。歴史ある境内と険しい自然が一体となった、厳かで神聖な和の景観。
■ひょうたん島クルーズ周辺(新町川水際公園)
→徳島市の中心部を流れる新町川と助任川に囲まれた「ひょうたん島」を巡るボートクルーズ周辺の風景。川沿いには洗練された水際公園が整備され、夜になるとLEDの光が川面に美しく映り込む。水の都・徳島ならではの開放的で活気あふれるウォーターフロントの美しい都市景観を象徴する場所。
■剣山
→標高1955メートルを誇る、石鎚山に次ぐ西日本第2位の名峰。山頂付近は高い木がない「ミヤマクマザサ」のなだらかな大草原が広がり、遮るもののない360度の大パノラマが楽しめる。雲海が発生しやすく、白い雲の海から四国の山々の山頂がぽつぽつと島のように浮かび上がる風景は、まさに天空の絶景。
