香川県の風景
香川県は、日本で最も面積が小さい県。「うどん県」の愛称で知られ、讃岐うどんの店舗が乱立している。観光地では、一生に一度は訪れたい「金刀比羅宮」や、特別名勝の「栗林公園」が有名。近年は、アートの聖地である直島や、小豆島のオリーブ、エンジェルロードも人気を集めている

| 読み | かがわけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 37 |
| 県庁所在地 | 高松市 |
| 市町村数 | 17(8市9町) |
| 人口 | 約92万人 |
| 面積 | 約1,876平方km |
| 隣接都道府県 | 【中国地方】(1) 岡山県(瀬戸大橋経由で隣接) 【四国地方】(3) 徳島県、愛媛県 |
| 特徴 |
1. 「うどん県」として親しまれる独自の食文化 → 「うどん県」の副称を持つほど讃岐うどんが有名。県内には数多くのうどん店が点在し、コシの強い麺とイリコ出汁が特徴の味が日常的に親しまれる。年間消費量は全国トップクラスであり、うどん巡りを目的とした観光客が全国から集まる。ほかにも、スパイシーな味わいが人気の骨付鳥や、瀬戸内海の新鮮な海の幸、小豆島で作られるオリーブなど、豊かな食の魅力が満載。 2. 瀬戸内国際芸術祭と島々を彩るアートの聖地 → 波穏やかな瀬戸内海に浮かぶ直島や豊島、小豆島などの島々は、世界的な現代アートの聖地として注目を集める。3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」には国内外から多くの人々が訪れ、美しい自然景観と先鋭的なアートが融合した独特の世界観を楽しんでいる。イサム・ノグチや安藤忠雄といった巨匠たちの作品や美術館が、地域の豊かな自然と見事に調和する。 3. 金刀比羅宮や栗林公園などの歴史・名勝地 → 「さぬきのこんぴらさん」として親しまれる金刀比羅宮は、長い石段で知られる古くからの信仰の地。また、高松市にある「栗林公園」は国の特別名勝に指定された大名庭園であり、「一歩一景」と称される変化に富んだ美しさが高く評価されている。ほかにも弘法大師ゆかりの善通寺や、日本の夕陽百選に選ばれた父母ヶ浜など、歴史と映える絶景スポットが数多く存在する。 |
【香川県の市町村】
~香川県の風景10選~
■父母ヶ浜
→三豊市にある約1キロメートルのロングビーチ。南米ボリビアのウユニ塩湖のような鏡面の世界が体験できることで有名。干潮時と夕暮れ時が重なると、砂浜に現れる巨大な潮溜まりの形が風のない水面に反転し、茜色の空を映し出す。息をのむほど美しくロマンチックな海の絶景。
■栗林公園
→高松市にある、国の特別名勝に指定された日本最大級の大名庭園。紫雲山を借景とし、6つの池と13の築山が美しく配置されている。「一歩一景」と称される通り、歩くたびに和の風景が変化する。特に「飛来峰」から見下ろす掬月亭と南湖、そして周囲の老松が織りなす大パノラマは圧巻の美しさ。
■小豆島(エンジェルロード)
→土庄町にある、潮の満ち引きによって1日に2回だけ海の中から現れる砂の道。弁天島から4つの島を繋ぐように白砂の道が浮かび上がり、その道を大切な人と手を繋いで渡ると願いが叶うという伝説を持つ。エメラルドグリーンの穏やかな瀬戸内海にぽつりと現れる、極めて神秘的でロマンチックな風景。
■金刀比羅宮
→琴平町にある、古くから「さぬきのこんぴらさん」と親しまれる象徴的な聖地。御本宮まで785段、奥社までは1368段の長い石段が続く。生い茂る巨木の森に囲まれた荘厳な社殿群や、御本宮の展望台から見下ろす広大な讃岐平野と讃岐富士(飯野山)の風景は、歴史の重みと神聖な空気が漂う絶景。
■寒霞渓
→小豆島町にある、日本三大渓谷美の一つに数えられる壮大な景勝地。火山活動と長年の浸食作用によって削られた奇岩怪石の断崖絶壁が続く。こう雲を突き抜けるように走るロープウェイからは、新緑や山全体が鮮やかな赤や黄色に染まる秋の紅葉、そして眼下の瀬戸内海の多島美を一度に見渡せる。
■高松城跡(玉藻公園)
→高松市にある、日本三大水城の一つ。瀬戸内海の海水を直接堀に引き込んでおり、堀を泳ぐ鯛に餌やりができる独特の体験が有名。復元された月見櫓や水手御門が、波穏やかな海沿いの風景に美しく映える。近代的なウォーターフロントと、歴史ある城郭建築の緑が調和した洗練された景観。
■銭形砂絵(寛永通宝)
→観音寺市の有明浜にある、有明浜の白砂に描かれた巨大な「寛永通宝」の砂絵。東西122メートル、南北90メートルを誇り、隣接する琴弾山の山頂展望台から見下ろすと綺麗な真円に見える。夜間は毎日ライトアップされ、夜の暗闇の中に黄金色や緑色に浮かび上がる姿は、神秘的で圧倒的な存在感。
■高屋神社(天空の鳥居)
→観音寺市の標高404メートルの稲積山山頂に佇む本宮。鳥居の向こうに遮るもののない大パノラマが広がり、観音寺の街並みと広大な伊予灘(瀬戸内海)が一望できる。まるで天空に浮いているかのように佇む鳥居のシルエットと、瀬戸内海に沈みゆく夕日の光景が織りなす風景は神聖そのもの。
■五色台(瀬戸内海国立公園)
→高松市と坂出市にまたがる、5つの色名を持つ峰々からなる台地。瀬戸内海に突き出た大パノラマのドライブコースが広がり、各展望台からは瀬戸大橋のダイナミックな全景や、行き交う船、点在する島々を見下ろせる。特に夕暮れ時、穏やかな海が黄金色に染まり橋がライトアップされる夜景が絶景。
■紫雲出山
→三豊市の荘内半島に位置する標高352メートルの山。山頂の展望台からは、瀬戸内海の多島美を360度見渡すことができる。春には約1000本の桜が山肌をピンクに染め、青い海と島々、そしてピンクの桜が織りなす風景は世界的な絶景として有名。初夏の紫陽花や秋のサザンカの風景も美しい。
