大分県の風景
大分県は九州の東部に位置し、温泉の湧出量と源泉数が日本一の「おんせん県」。別府や由布院など全国的に有名な温泉地があり、多くの観光客が訪れる。関アジ・関サバなどの新鮮な海の幸や、とり天、中津からあげなどのグルメも人気。豊かな自然と温かい湯の街の魅力が詰まっている

| 読み | おおいたけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 44 |
| 県庁所在地 | 大分市 |
| 市町村数 | 18(14市3町1村) |
| 人口 | 約109万人 |
| 面積 | 約6,340平方km |
| 隣接都道府県 | 【九州地方】(3) 福岡県、熊本県、宮崎県 |
| 特徴 |
1. 源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉王国 → 大分県は全国に誇る圧倒的な温泉地。名実ともに日本一であり、湯煙が立ち上る「別府温泉」や、お洒落な街並みが人気の「由布院温泉」など、個性豊かな温泉地が県内各地に点在する。別府の「地獄めぐり」といった観光資源や、泥湯・炭酸泉などの多様な泉質も魅力。日常生活や観光に温泉が深く根付いており、世界中から癒やしを求める人々が訪れる。 2. 豊かな山海が育む極上のブランド食材と食文化 → 別府湾や豊後水道の急流で育った「関あじ」「関さば」は、引き締まった身と極上の旨味を持つ全国的な高級魚。陸の恵みも豊かで、きめ細かな脂肪が特徴の「豊後牛(おおいた和牛)」や、生産量日本一の「かぼす」が有名である。さらに、県民のソウルフードである「とり天」や「中津からあげ」といった、独自の鶏肉文化も広く親しまれている。 3. 悠久の歴史を今に伝える「豊後石仏」と信仰の歴史 → 「仏の里」とも呼ばれる国東半島を中心に、独自の仏教文化が花開いた地。国宝に指定されている「臼杵磨崖仏」をはじめ、県内には全国の約8割が集まると言われるほど数多くの石仏や磨崖仏が残る。神と仏が融合した「神仏習合」の発祥地である宇佐神宮など、荘厳な歴史パワースポットが随所に存在し、訪れる人々に神秘的な美しさを感じさせる。 |
【大分県の市町村】
~大分県の風景10選~
■別府地獄めぐり・海地獄(別府市)
→ 1200年前から噴気や泥土が噴出する温泉地を巡る観光名所。中でも国指定名勝の海地獄は、コバルトブルーの美しい池から白い湯気が立ち込める神秘的な風景が広がる。温泉成分により美しい青色を見せるが、温度は約98度と高く、自然の脅威と美しさを同時に体感できる。
■由布岳と金鱗湖(由布市)
→ 「豊後富士」と称される美しい由布岳の麓に佇む金鱗湖。湖底から温泉と清水が湧き出ており、秋から冬の早朝には湖面から幻想的な朝霧が立ち上る景色が広がる。周囲の豊かな自然や茅葺き屋根の建物が湖面に映り込み、絵画のようなのどかで美しい風景を見せる。
■くじゅう連山とタデ原湿原(九重町・竹田市)
→ 阿蘇くじゅう国立公園に位置する、雄大な山々が連なる絶景地。国際的に重要なラムサール条約に登録されたタデ原湿原からは、四季折々の高山植物やくじゅう連山の大パノラマが一望できる。初夏の新緑や秋の紅葉、冬の雪景色など、ダイナミックな大自然の風景が魅力。
■稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)
→ 約3億年前に形成され、阿蘇火山の大噴火により水没した世界的にも極めて珍しい水中鍾乳洞。透き通った名水の中に、無数の鍾乳石や石筍が沈む神秘的な水中世界が広がる。LEDでライトアップされた洞窟内は幻想的な美しさで、まるで異世界のような風景を楽しめる。
■原尻の滝(豊後大野市)
→ のどかな田園地帯に突如として現れる、幅120m、高さ20mの「東洋のナイアガラ」と称される滝。阿蘇の大火砕流によって形成され、平地に半月状に広がる美しい弧を描いて流れ落ちる姿が壮観。滝の正面に架かる吊り橋や、周辺ののどかな風景との調和が見事。
■九重“夢”大吊橋(九重町)
→ 標高777mの渓谷に架かる、歩行者専用としては日本有数の高さを誇る巨大な吊り橋。橋の上からは、日本の滝百選に選ばれた「震動の滝」や、深い緑に包まれた鳴子川渓谷の360度大パノラマが見渡せる。特に秋には、眼下一面に広がる燃えるような紅葉の絶景が人々を圧倒する。
■真玉海岸の夕日(豊後高田市)
→ 大分県内で唯一、水平線に沈む美しい夕日が見られる海岸であり、「日本の夕陽百選」に選定。干潮時には海岸に美しい波状の砂の模様(干潟)が現れる。沈む夕日の光が干潟の水たまりに反射し、黄金色や紫色に染まる幻想的でロマンチックな風景が広がる。
■宇佐神宮(宇佐市)
→ 全国に4万社以上ある八幡社の総本宮であり、国宝に指定されている本殿を持つ。広大な境内には、鮮やかな朱塗りの社殿や、漆黒の屋根、豊かな原生林が美しい対比を見せる。春の桜や初夏の蓮、秋の紅葉など、四季折々の豊かな自然に抱かれた厳かで美しい和の景観。
■耶馬渓・一目八景(中津市)
→ 日本三大奇勝の一つに数えられ、日本遺産にも認定されている景勝地。群猿山や烏帽子岩など、奇岩や秀峰がそびえ立つ独特の山水画のような風景が広がる。展望台からは8つの岩峰を一目で同時に見渡すことができ、新緑や秋の鮮やかな紅葉が岩肌を彩る絶景が有名。
■両子寺と国東半島の磨崖仏(国東市・豊後高田市など)
→ 神仏習合の独特な「六郷満山」文化が色濃く残る聖地。両子寺の参道に佇む力強い仁王像や、日本最大級の豊後高田市の「熊野磨崖仏」など、深い山林の巨岩や断崖に刻まれた仏像が神秘的。豊かな自然の静寂と、古い歴史の息吹が融合した厳かな風景が広がる。
