群馬県の風景
群馬県は鶴の形をした地形で、草津や伊香保、水上など全国屈指の有名温泉地が集まる「温泉王国」。利根川の源流となる豊かな山々に囲まれ、キャベツや上州和牛、こんにゃくなどの農業・畜産業が非常に盛ん。世界遺産の富岡製糸場や、尾瀬の美しい大自然など、多彩な見どころが揃っている。

| 読み | ぐんまけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 10 |
| 県庁所在地 | 前橋市 |
| 市町村数 | 35(12市15町8村) |
| 人口 | 約189万人 |
| 面積 | 約6,362平方km |
| 隣接都道府県 | 【東北地方】(1) 福島県 【関東地方】(2) 栃木県、埼玉県 【中部地方】(2) 新潟県、長野県 |
| 特徴 |
1.
日本屈指の温泉天国と豊かな観光資源の特徴 →全国トップクラスの知名度を誇る草津温泉をはじめ、伊香保温泉、水上温泉、四万温泉など、個性豊かな名湯が県内各地に点在する。草津の「湯畑」や伊香保の「石段街」など、情緒溢れる温泉街が多くの観光客を魅了する。また、尾瀬ヶ原の大自然や谷川岳での登山、ウインタースポーツなど、四季折々の豊かな自然を満喫できるアウトドアの聖地としての魅力も併せ持つ特徴がある。 2. 世界遺産とものづくり・絹産業の歴史の特徴 →富岡市にある「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、日本の近代化を支えた象徴としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。古くから織物や絹産業が盛んで、現在も高度な技術を受け継ぐものづくりのDNAが息づく。また、高崎市の「高崎だるま」や「桐生織」などの伝統工芸に加え、自動車産業や化学工業などの近代的な製造業も非常に盛んであり、産業基盤が強固な特徴を持つ。 3. 首都圏を支える一大農業拠点と食文化の特徴 →恵まれた日照時間と豊かな水資源、標高差を活かした農業が盛ん。特にキャベツやこんにゃく芋の生産量は全国トップクラスを誇る。また、下仁田ネギなど全国ブランドの野菜も多い。この豊富な農産物を背景に、名物の「水沢うどん」や「焼きまんじゅう」、小麦文化から生まれた「おきりこみ」など、独自の素朴で豊かな食文化が地域にしっかりと根付いている特徴がある。 |
【群馬県の市町村】
~群馬県の風景10選~
■草津温泉の湯畑(草津町)
→ 日本三名泉の一つである草津温泉の中心に位置する源泉地。毎分約4000リットルの湯が湧き出、湯煙が街を包み込む。夜には美しくライトアップされ、湯滝やエメラルドグリーンの源泉、歴史ある木造の建物が、幻想的でレトロな日本の温泉情緒あふれる風景を作り出す。
■尾瀬ヶ原(片品村)
→ 標高約1400mに位置する日本最大級の高層湿原。日本百名山である燧ヶ岳や至仏山に囲まれ、湿原の中をまっすぐ伸びる木道を歩く。初夏のミズバショウ、夏のニッコウキスゲ、秋の黄金色の草紅葉など、四季折々の高山植物が広がり、地球の息吹を感じる大自然の絶景。
■谷川岳(みなかみ町)
→ 「日本百名山」の一つであり、険しい岩壁と堂々たる山容を誇る名峰。ロープウェイで気軽にアクセスでき、天神峠展望台からは360度の大パノラマが一望できる。初夏の新緑、秋に山肌を赤や黄色に鮮やかに染め上げる紅葉、冬の雄大な雪景色など、圧倒的スケールの山岳風景。
■妙義山(下仁田町・富岡市・安中市)
→ 日本三大奇勝の一つに数えられる、鋭く尖った奇岩や怪石の絶壁が連続する山。大自然の激しい侵食によって造られた独特のシルエットが壮観。秋には岩肌を覆うように鮮やかな紅葉が広がり、険しく荒々しい巨岩と、赤や黄色の色彩が織りなす一幅の山水画のような風景が魅力。
■吹割の滝(沼田市)
→ 「東洋のナイアガラ」と称される、高さ7m、幅30mにわたる国の天然記念物の名瀑。片品川の河床を割るように突如として現れ、川が激しい轟音とともに白いしぶきを上げて V字の割れ目へ流れ落ちる姿が圧巻。周囲の豊かな新緑や秋の紅葉に囲まれた、ダイナミックな景観。
■碓氷第三橋梁・めがね橋(安中市)
→ 明治時代に建設された、芸術的な美しさを誇る日本最大級のレンガ造りアーチ橋。国の重要文化財に指定。深い渓谷に佇む赤いレンガの橋は、周囲の豊かな新緑や、鮮やかに山を彩る秋の紅葉と見事な調和を見せる。アプトの道の散策路から見上げる姿は、歴史のロマンあふれる風景。
■一ノ倉沢(みなかみ町)
→ 谷川岳の東麓に位置する、日本三大岩場の一つとされる高さ約1000mの圧倒的な大岩壁。垂直に切り立った荒々しい岩肌と、万年雪の白い筋、そして眼下に広がる豊かな原生林のコントラストが素晴らしい。一歩足を踏み入れるだけで圧倒される、神々しく力強い大自然の絶景。
■榛名湖と榛名富士(高崎市)
→ 榛名山のカルデラ内に佇む美しい湖。湖畔からは、その名の通り美しい円錐形をした「榛名富士」が眼前にそびえ立つ。風のない穏やかな日には、静まり返った湖面に榛名富士の姿が鏡のように美しく映り込む。初夏の新緑や秋の紅葉、冬のイルミネーションなど四季美しい風景。
■鬼押出し園(嬬恋村)
→ 浅間山の大噴火によって噴出した溶岩が、長い年月をかけて冷却され、固まって形成された奇勝地。幅約3km、総面積約6.8平方キロメートルにわたり、黒く荒々しい溶岩の巨岩がどこまでも広がる。背後にそびえる浅間山の雄大な姿とともに、地球の火山活動の凄まじさを体感できる絶景。
■赤城山・大沼の覚満淵(前橋市)
→ 赤城山の山頂付近、標高約1360mに位置する「小さな尾瀬」と称される神秘的な高層湿原。周囲を豊かなシラカバなどの原生林に囲まれ、湿原を巡る木道がのどかな風景を作る。初夏のレンゲツツジや秋の鮮やかな紅葉の時期は特に美しく、山あいの静寂と澄み切った空気が広がる。
