兵庫県の風景
兵庫県は近畿地方で最大の面積を持つ「日本の縮図」。摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の個性豊かな「五国」から構成される。異国情緒あふれる神戸、世界遺産の姫路城、有馬や城崎などの温泉地、淡路島の自然など見どころ満載。神戸牛や明石焼き、松葉ガニ、灘の酒など、多彩な極上グルメも魅力。

| 読み | ひょうごけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 28 |
| 県庁所在地 | 神戸市 |
| 市町村数 | 41(29市12町) |
| 人口 | 約534万人 |
| 面積 | 約8,400平方km |
| 隣接都道府県 | 【近畿地方】(2) 京都府、大阪府 【中国地方】(2) 鳥取県、岡山県 【四国地方】(1) 徳島県(鳴門大橋経由で隣接) |
| 特徴 |
1. 多彩な気候と風土が織りなす「日本の縮図」 → 兵庫県は、近畿地方で最大の面積を持ち、日本海と瀬戸内海の双方に面する唯一の県(北海道を除く)。中央の山地を境に気候や文化が大きく異なり、洗練された都市部、長閑な農村、雄大な山々、淡路島などの離島まで多様な魅力が凝縮している。この地域ごとの豊かな個性が、「日本の縮図」と呼ばれる最大の理由であり、旅の楽しみを広げている。 2. 世界遺産・姫路城と港町神戸の異国情緒 → 歴史と文化を象徴する観光名所が豊富。白鷺城の別名を持つ「姫路城」は、日本で初めて世界文化遺産に登録された国宝であり、その白く美しい姿で世界中の人々を魅了する。一方、県庁所在地の神戸市は、明治の開港以来、西洋文化を取り入れて発展したお洒落な港町。北野の異人館街や旧居留地、美しい夜景など、洗練されたロマンチックな街並みが広がる。 3. 神戸ビーフや名酒を生む豊かな食と名湯 → 世界的なブランド牛「神戸ビーフ」の素牛である但馬牛の産地であり、極上の肉文化を誇る。また、日本一の酒どころとして名高い「灘五郷」があり、最高峰の酒米・山田錦を使った銘酒造りが盛ん。さらに、日本最古の温泉の一つである「有馬温泉」や、風情ある湯めぐりが人気の「城崎温泉」など全国屈指の名湯も点在し、極上の食と癒やしを同時に堪能できる。 |
【兵庫県の市町村】
~兵庫県の風景10選~
■姫路城
→姫路市にある世界文化遺産。白漆喰で塗られた優美な姿から「白鷺城」の別名を持つ。大天守や東小天守などが調和した連立式天守の造形美が圧巻。春には約1000本の桜が咲き誇り、白壁の城郭建築とピンクの桜が織りなす風景は、日本の伝統美を象徴する愛知県や京都に並ぶ名勝。
■六甲山(摩耶山・掬星台)
→神戸市にある、日本三大夜景の一つに数えられる絶景スポット。標高約700メートルの摩耶山「掬星台」から見下ろす大パノラマは、大阪湾をぐるりと囲む神戸や大阪の街並みが一望できる。夜になると、まるで手で星を掬えるかのように輝く「1000万ドルの夜景」が眼下に広がる。
■竹田城跡
→朝来市にある、標高353メートルの古城山山頂に築かれた山城の遺構。秋から冬のよく晴れた早朝、周辺に濃い霧が発生すると、雲海の中に城跡が浮かび上がって見える。その幻想的な光景から「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と称され、多くの旅人を魅了する絶景。
■鳴門の渦潮(うずしおクルーズ)
→南あわじ市と徳島県の間の鳴門海峡で発生する世界最大級の渦潮。潮の満ち引きによって激しい潮流が生じ、直径20メートルに達する巨大な渦が巻く姿はダイナミック。福良港から出る遊覧船のデッキからは、轟音とともに渦巻く大自然の驚異を間近で見上げる迫力ある風景が楽しめる。
■神戸ハーバーランド(メリケンパーク)
→神戸市中央区のウォーターフロントに広がる、洗練された港町の風景。真っ赤な「神戸ポートタワー」や、船の帆を模した「神戸海洋博物館」など、個性的な建築物が並ぶ。夜になると一斉にライトアップされ、東京や大阪の都会とは一味違う、ロマンチックな海の夜景が広がる。
■玄武洞公園
→豊岡市にある、約160万年前の火山活動によって流出した溶岩が冷えて固まり、独特の規則正しい六角形の柱状節理を創り出した国指定天然記念物の洞窟。圧倒的なスケールでそびえ立つ奇岩の壁は、まるで自然が刻んだ巨大な彫刻アートのよう。神秘的な大自然の造形美。
■明石海峡大橋(舞子公園周辺)
→神戸市と淡路島を結ぶ、全長3911メートルの世界屈指の吊り橋。舞子公園からは、青い海に向かってどこまでも伸びていくダイナミックな橋の姿を間近に仰ぎ見ることができる。夕暮れ時に赤く染まる海と橋のシルエット、夜に真珠を連ねたように輝くイルミネーションが絶景。
■城崎温泉(大谿川沿い)
→豊岡市にある、1300年の歴史を持つ名湯。温泉街の中央を流れる大谿川沿いには、見事な柳並木と太鼓橋が続き、風情ある木造三階建ての旅館が建ち並ぶ。夕暮れ時に浴衣姿の観光客が下駄を鳴らして外湯を巡る姿は、日本の伝統的な温泉情緒を今に残す美しい風景。
■曽根天満宮(霊松・曽根の松)
→高砂市にある、菅原道真ゆかりの古社。境内にある「曽根の松」は、道真が植えたとされる伝承を持つ神聖な松。秋に開催される「曽根秋祭り」では、豪華絢爛な布団屋台が激しく練り歩き、歴史ある社殿の緑と一体となって、播州地方の熱気あふれる伝統と美を象徴する景色を創り出す。
■砥峰高原
→神河町にある、西日本有数の規模を誇る約90ヘクタールの広大なススキの高原。春から夏にかけては瑞々しい緑の絨毯が広がり、秋になると一面が黄金色のススキの穂で埋め尽くされる。風に揺れるススキが夕日に照らされて輝く風景は幻想的で、映画やドラマのロケ地としても有名。
