神奈川県の風景
神奈川県は日本第2の人口を擁し、多様な魅力が凝縮された県。近代的な港町である横浜、異国情緒漂う横須賀、歴史ある古都の鎌倉、そして一大温泉リゾートの箱根など、多彩な観光地が集まる。北西部には丹沢の豊かな大自然が広がり、南部の湘南海岸では明るい海辺の文化が息づく住みやすさといった特徴がある。

| 読み | かながわけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 14 |
| 県庁所在地 | 横浜市 |
| 市町村数 | 33(19市13町1村) |
| 人口 | 約922万人 |
| 面積 | 約2,416平方km |
| 隣接都道府県 | 【関東地方】(1) 東京都 【中部地方】(2) 山梨県、静岡県 |
| 特徴 |
1.
国際色豊かな港湾都市と先進的な産業の特徴 →古くからペリー来航や横浜港の開港を契機に、西洋文化を取り入れたハイカラな街並みが発展した。横浜の赤レンガ倉庫や中華街、みなとみらい21地区などは異国情緒にあふれ、多くの人々で賑わう。また、京浜工業地帯の中核として日本の高度経済成長を支え、現在も自動車、化学、IT関連の最先端研究開発拠点が多数集積する、ものづくりと経済を牽引する力強い特徴を持つ。 2. 歴史と豊かな自然が融合する観光資源の特徴 →武家政権の発祥地である古都・鎌倉や、日本屈指の温泉地である箱根、レトロな洋風建築が残る小田原など、多彩な観光地を有する。また、サーフィンなどのマリンスポーツで賑わう湘南海岸や、丹沢大山国定公園の豊かな山々など、海と山の両方の自然に恵まれる。首都圏からのアクセスが抜群に良く、気軽に非日常の癒やしや歴史ロマンを体感できるリゾート地としての特徴がある。 3. 高い利便性と多様なライフスタイルを支える住環境の特徴 →網の目のように張り巡らされた鉄道や高速道路網により、東京都心への通勤・通学が非常に容易。都市部の華やかな利便性を享受できる一方で、湘南や横須賀などリゾート感のある地域での生活や、自然豊かな郊外での子育てなど、個人の志向に応じた多様な暮らし方を選択できる。利便性と高い生活クオリティが調和し、若者からシニアまで幅広い層に愛され続ける特徴を持つ。 |
【神奈川県の市町村】
~神奈川県の風景10選~
■みなとみらい21(横浜市)
→ 横浜港に面した近代的な都市景観。横浜ランドマークタワーや大観覧車「コスモクロック21」などが美しく並ぶ。夜になると街全体が宝石を散りばめたような眩い光に包まれ、水面に映るカラフルな光と船の灯りが織りなす、日本屈指の洗練された都会的な夜景が広がる。
■芦ノ湖からの富士山(箱根町)
→ 箱根山のカルデラ湖である芦ノ湖のほとりからの絶景。波穏やかな湖面の向こうに、雄大な富士山がそびえ立つ。箱根神社の鮮やかな朱塗りの「平和の鳥居」が水面に佇み、行き交う海賊船とともに絵画のような美しい風景を作る、箱根を象徴する大パノラマ。
■江の島と湘南海岸(藤沢市)
→ 湘南のシンボルである江の島と、どこまでも続く美しい海岸線。晴れた日には相模湾の向こうに富士山のシルエットが美しく浮かび上がる。江の島シーキャンドル(展望灯台)からの360度の大パノラマや、水平線に沈む夕日が海をオレンジ色に染め上げるロマンチックな海の風景。
■大涌谷(箱根町)
→ 約3000年前の箱根火山の爆発によってできた爆裂跡。今もなお、岩肌のあちこちから白い硫黄煙が激しく噴出し、荒涼とした大地が広がる。自然の圧倒的なエネルギーを五感で体感できる場所であり、空中を行き交う箱根ロープウェイから見下ろすダイナミックな火山景観が圧巻。
■鎌倉高校前駅踏切(鎌倉市)
→ 江ノ島電鉄(江ノ電)沿線で世界的な人気を誇るスポット。踏切の向こうに、きらきらと輝く青い相模湾とレトロな緑色の電車が重なり合う景色が広がる。アニメの舞台としても広く知られ、どこかノスタルジックで爽やかな日本の夏を想起させる、絵画のように美しい海岸沿いの風景。
■鶴岡八幡宮の段葛(鎌倉市)
→ 鎌倉の街の中心を貫く、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して造らせた神聖な参道。周囲の道路より一段高く造られており、春には両側に植えられた多くの桜が満開を迎え、美しいピンク色のトンネルが出現する。古都鎌倉の歴史ある佇まいと、四季の自然が融合した厳かな和の風景。
■三溪園(横浜市)
→ 実業家・原三溪によって造られた、広大な敷地を誇る純日本式の庭園。京都や鎌倉などから移築された三重塔や茶室など、10棟以上の重要文化財が配置されている。春の桜、初夏の瑞々しい新緑、秋の鮮やかな紅葉など、四季折々の和の美意識と歴史建築が見事な調和を見せる。
■長者ヶ崎の夕日(横須賀市・葉山町)
→ 三浦半島の西海岸に位置し、相模湾にぽつんと突き出た美しい岬。夕暮れ時になると、遮るもののない広大な水平線の向こうに、富士山や江の島のシルエットが美しく浮かび上がる。沈む夕日の光が波打ち際を黄金色や紫色に染め上げる、湘南屈指の幻想的でドラマチックな絶景。
■ユーシン渓谷(山北町)
→ 丹沢の深い山奥に位置し、「丹沢の秘境」と称される美しい渓谷。玄倉ダムから流れ出る水は、言葉を失うほど澄み切った神秘的なエメラルドグリーンに輝き、「ユーシンブルー」として多くの人々を魅了する。豊かな深い新緑や秋の鮮やかな紅葉に囲まれた、清らかで静寂な風景。
■城ヶ島・馬の背洞門(三浦市)
→ 三浦半島の最南端に浮かぶ城ヶ島にある、自然の驚異を感じる景勝地。長い年月をかけて激しい波や風の侵食によって岩が削られ、巨大なアーチ状(めがね状)になった奇岩が佇む。目の前に広がる太平洋の荒波と、荒々しい断崖絶壁が織りなす、ダイナミックで圧倒的な海の風景。
