山口県の風景
山口県は、本州の最西端に位置し、三方を海に囲まれた県。世界遺産の萩城下町や、SNSで話題の元乃隅神社、角島大橋などの絶景スポットが豊富。グルメでは高級魚のフグ(ふく)や下関の瓦そばが有名で、多くの総理大臣を輩出した歴史的な地でもある

| 読み | やまぐちけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 35 |
| 県庁所在地 | 山口市 |
| 市町村数 | 19(13市6町) |
| 人口 | 約128万人 |
| 面積 | 約6,112平方km |
| 隣接都道府県 |
【中国地方】(4) 島根県、広島県 【九州地方】(1) 福岡県(関門トンネルで接続) |
| 特徴 |
1. 明治維新を支えた歴史の舞台と萩の城下町 → 幕末から明治維新にかけて、日本の近代化を牽引した多くの志士を輩出した地。萩市の「松下村塾」や城下町は世界文化遺産に登録され、幕末の熱気を今に伝える。また、国宝の瑠璃光寺五重塔がある山口市は「西の京」として栄え、下関市の壇ノ浦など、源平合戦から近代史に至るまで、日本の歴史を揺るがす重要な舞台が数多く存在する。 2. 三方の海と大地の恵みが織りなす絶景スポット → 日本海、響灘、瀬戸内海の三方を海に囲まれ、美しい海岸線が広がる。エメラルドグリーンの海を渡る「角島大橋」や、赤い鳥居が連なる「元乃隅神社」は世界的な人気を誇る。内陸部には日本最大級のカルスト台地「秋吉台」と、その地下に広がる東洋屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」があり、地球の息吹を感じる壮大な自然景観が人々を魅了する。 3. ふぐを筆頭とする豊かな海鮮と独自の食文化 → 三方の海からもたらされる新鮮な海の幸が豊富。特に下関市は高級魚「ふぐ(現地ではふく)」の本場として全国的に有名であり、伝統的な技法による料理が味わえる。また、高級ブランドの「見島牛」や白オクラなどの特産品に加え、世界的に高い評価を受ける日本酒「獺祭」の蔵元があるなど、個性的で豊かな食文化が根付いている。 |
【山口県の市町村】
~山口県の風景10選~
■角島大橋
→下関市にある、本州と角島を結ぶ全長1780メートルの離島架橋。白い砂浜とエメラルドグリーンに輝くコバルトブルーの海をまたぐように一直線に伸びる姿は圧巻。車のCMロケ地としても名高く、日本屈指の美しさを誇る海のグラデーションと大橋が織りなす風景は、まるで南国リゾートの絶景。
■元乃隅神社
→長門市にある、日本海に向かって123本の鮮やかな朱塗りの鳥居が龍のように連なる絶景神社。青い空と紺碧の日本海、周囲の断崖の緑、そして赤の鳥居が織りなす色彩のコントラストは息をのむ美しさ。波が打ち寄せると海水が吹き上がる「竜宮の潮吹」も隣接し、ダイナミックで神聖な海の風景が広がる。
■秋吉台
→美祢市にある日本最大級のカルスト台地。標高200〜400メートルの緩やかな草原に、白い羊の群れのように見える無数の石灰岩柱「カレンフェルト」や、すり鉢状の窪地「ドリーネ」が広がる。新緑や、秋の黄金色のススキ、冬の山焼きなど、地球の息吹を体感できる圧倒的な大自然の風景が魅力。
■錦帯橋
→岩国市を流れる清流・錦川に架かる、5連の美しいアーチが特徴の木造橋。日本三名橋の一つに数えられ、釘を一本も使わずに組まれた独自の建築美が素晴らしい。春には約3000本の桜が咲き誇り、夏の鵜飼、秋の紅葉、冬の雪景色など、周囲の城山や自然の景観と一体となった端正な和の風景が圧巻。
■秋芳洞
→美祢市の秋吉台の地下約100メートルに広がる、日本屈指の大鍾乳洞。国の特別天然記念物。洞内の温度は四季を通じて17度前後と一定で、百枚の皿が重なったような「百枚皿」や巨大な岩柱「黄金柱」など、何万年もの歳月が創り出した神秘的な造形美が広がる。時が止まったかのような未知の世界。
■東後畑棚田
→長門市にある、日本海を見下ろす斜面に広がる美しい棚田。「日本の棚田百選」にも選ばれている。特に5月から6月にかけての夕暮れ時、水を張った水田が茜色に染まり、その向こうの日本海にイカ釣り漁船の「漁火(いさりび)」がぽつぽつと輝く光景は、極めて幻想的で情緒あふれる絶景。
■一の坂川(ほたる観賞地)
→山口市の中心部を流れる、京都の鴨川に見立てて整備された風情ある清流。春には川の両岸に桜のトンネルが形成され、美しい和の景観が広がる。また、初夏(5月下旬〜6月上旬)の夜には多くのゲンジボタルが舞い、暗闇の中に緑がかった幻想的な光の帯が揺らめく、洗練された美しい水の風景。
■千畳敷
→長門市にある、標高333メートルの高台に広がる広大な草原のキャンプ場。眼下には日本海の大パノラマが広がり、遠くの見島や響灘まで一望できる。どこまでも続く緑の絨毯と、青い空と海が溶け合う圧倒的な開放感が特徴で、爽快な海風を感じながら地球の丸さを実感できるダイナミックな絶景。
■青海島
→長門市の北長門海岸国定公園を代表する景勝地。日本海の荒波によって削られた奇岩や洞門、断崖絶壁が約40キロメートルにわたって連なり、「海上アルプス」と称される。最高峰の透明度を誇るエメラルドグリーンの海と、ダイナミックな岩の造形が織りなす風景は、遊覧船からの眺望が特に素晴らしい。
■笠戸島(はなぐり岩周辺)
→下松市にある、瀬戸内海に浮かぶ三日月型の離島(笠戸大橋で本州と接続)。波の浸食によって中央に大きな穴が開いた「はなぐり岩」が有名。瀬戸内海の穏やかな多島美と、夕景の名所として知られる。特に冬場には、穴の中に夕日がすっぽりと重なる「だるま夕日」のようなロマンチックな絶景。
