福井県の風景
福井県は日本海に面し、世界三大恐竜博物館の一つを持つ「恐竜王国」。全米シェア9割を超える眼鏡フレームや繊維などのものづくりが有名。永平寺の禅文化や、越前ガニ、若狭牛、おろしそばなどの豊かな食文化も魅力。「幸福度日本一」の県としても知られ、住みやすさも特徴。

| 読み | ふくいけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 18 |
| 県庁所在地 | 福井市 |
| 市町村数 | 17(9市8町) |
| 人口 | 約77万人 |
| 面積 | 約4,190平方km |
| 隣接都道府県 | 【中部地方】(2) 石川県、岐阜県 【近畿地方】(2) 滋賀県、京都府 |
| 特徴 |
1.
恐竜博物館と世界的な古生物研究の特徴 →勝山市で多くの恐竜化石が発見されることから「恐竜王国」として知られる。県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館の一つに数えられ、リアルな全身骨格や動くジオラマが国内外から高い人気を集める。周辺地域を含めた大規模な化石発掘調査も継続されており、日本における古生物学研究の最先端拠点としての特徴を強く持っている。 2. 伝統工芸と世界シェアを誇る地場産業の特徴 →眼鏡フレームの国内生産シェア9割以上を誇る鯖江市が有名。世界に誇る高い技術力を有する。また、1500年の歴史を持つ越前和紙、漆器、打刃物など、数多くの国指定伝統的工芸品が今なお息づく。これらのものづくり文化は、職人の高度な技術を継承しながら現代のライフスタイルに合わせた製品開発へと進化を続けている。 3. 幸福度日本一を支える生活環境と歴史の特徴 →全47都道府県の幸福度ランキングで何度も1位を獲得。高い就業率、教育水準の高さ、充実した子育て環境がその要因。歴史的面では、曹洞宗の大本山である永平寺や、戦国時代の町並みが残る一乗谷朝倉氏遺跡など、深い歴史と精神文化が根付く。自然豊かな環境と安定した社会基盤が、住民の質の高い暮らしを支える特徴となっている。 |
【福井県の市町村】
~福井県の風景10選~
■東尋坊(坂井市)
→ 日本海の荒波によって削られた、巨大な柱状節理の断崖絶壁が約1kmにわたって続く国の天然記念物。これほど大規模な輝石安山岩の柱状節理は世界に3ヶ所しかなく、高さ約20m超の断崖から見下ろす激しい白波はスリル満点。地球の力強さを体感できるダイナミックな風景。
■大本山永平寺(永平寺町)
→ 道元禅師によって開かれた、700年以上の歴史を誇る曹洞宗の大本山。深い山あいに佇む境内は、樹齢数百年の巨杉に囲まれ、厳かな静寂が広がる。格式高い回廊や山門、春の新緑、秋の美しい紅葉、冬の厳かな雪景色など、日本の深い精神性と禅の息吹を今に伝える和の風景。
■三方五湖とレインボーライン(美浜町・若狭町)
→ 国際的に重要なラムサール条約に登録されている5つの神秘的な湖。塩分濃度や水深が異なるため、それぞれ「五色の湖」と称される独特の美しい青色を見せる。レインボーライン山頂公園からは、5つの湖と広大な日本海が織りなす360度の大パノラマ絶景が一望できる。
■氣比神宮(敦賀市)
→ 「北陸道総鎮守」と称される高い格式を持つ古社。境内の入り口に佇む、高さ約11mの鮮やかな朱塗りの大鳥居は、春日大社や厳島神社と並ぶ「日本三大木造大鳥居」の一つで国の重要文化財。国の名勝である広大な庭園や、豊かな緑の中にそびえ立つ社殿が厳かで美しい。
■一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)
→ 戦国時代に朝倉氏が築き、織田信長によって滅ぼされた城下町の遺跡。国の特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定を受ける。発掘された武家屋敷や町家がリアルに復原されており、周囲ののどかな山あいの自然と調和した、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような風景。
■蘇洞門(小浜市)
→ 若狭湾国定公園を代表する景勝地で、日本海の荒波によって削られた奇岩や怪石、断崖絶壁が約6kmにわたって続く。中でも巨大な岩にぽっかりと穴が開いた「大門・小門」が有名。遊覧船から見上げるダイナミックな自然の造形美と、透き通ったコバルトブルーの海が織りなす絶景。
■水晶浜海水浴場(美浜町)
→ その名の通り、きらきらと輝く水晶のような白い砂浜と、抜群の透明度を誇るエメラルドグリーンの海が広がる日本屈指のビーチ。「日本の快水浴場百選」にも選定。人の手が加えられていない自然のままの美しさが残り、夕暮れ時には水平線に沈む美しい夕日が一望できる。
■かずら橋(池田町)
→ 足羽川の源流に近い渓谷に架かる、シラクチカズラなどの植物を編んで作られた独特な吊り橋。長さ44m、高さ12mの橋は、一歩歩くたびにゆらゆらと揺れ、足元の隙間から清流が見えるためスリル満点。周囲を深い新緑や鮮やかな紅葉に囲まれた、神秘的な秘境の風景が広がる。
■刈込池(大野市)
→ 白山国立公園内の豊かなブナやミズナラの原生林に囲まれた神秘的な池。その昔、泰澄大師が白山に棲む大蛇を閉じ込めたという伝説が残る。風のない穏やかな日には、背後にそびえる三ノ峰の雄大な姿と周囲の鮮やかな紅葉が、静まり返った水面に水鏡のように完璧に映り込む絶景。
■越前海岸の呼鳥門と水仙(越前町など)
→ 日本海の荒波に削られてできた巨大な天然の石のアーチ「呼鳥門」が佇む、ダイナミックな海岸線。冬になると、断崖絶壁の斜面一面に日本一の規模を誇る野生の「越前水仙」が咲き誇る。厳しい冬の日本海から吹き付ける風の中に、可憐に咲く白い花々と磯の香りが織りなす風景。
