宮城県の風景
宮城県は東北最大の都市・仙台を擁する、政治・経済の中心地。日本三景の松島や蔵王の壮大な自然に恵まれ、豊かな親潮の海がもたらすカツオやカキ、高級ブランド米「ササニシキ」「ひとめぼれ」など食の宝庫。伊達政宗の歴史文化が色濃く残り、世界的な牛タン、ずんだ餅も有名。

| 読み | みやぎけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 4 |
| 県庁所在地 | 仙台市 |
| 市町村数 | 35(14市20町1村) |
| 人口 | 約224万人 |
| 面積 | 約7,282k平方m |
| 隣接都道府県 | 【東北地方】(4) 岩手県、秋田県、山形県、福島県 |
| 特徴 |
■東北の中枢都市・仙台と伊達文化の特徴 →政令指定都市である仙台市は、「杜の都」と称される緑豊かな大都市であり、東北地方の経済・行政・文化の中枢を担う。戦国武将・伊達政宗によって築かれた城下町の歴史が今なお色濃く残り、仙台城跡や国宝の大崎八幡宮など歴史的見どころが満載。また、豪華絢爛な「仙台七夕まつり」は全国的に有名。近代的な都市機能と、伊達政宗公の美意識から生まれた華麗な伝統文化が共存する大きな特徴を持つ。 ■世界三大漁場と豊かな食文化の特徴 →金華山沖は親潮と黒潮が交わる「世界三大漁場」の一つ。気仙沼漁港や石巻漁港など全国屈指の水揚げ量を誇る漁港があり、カツオ、マグロ、牡蠣、ホヤなど新鮮な海の幸が豊富。これら極上の魚介類に加え、仙台名物の「牛タン焼き」や、伝統的な和菓子である「ずんだ餅」など、独自の食文化が高度に発展している。また、ササニシキやひとめぼれを産む米どころであり、豊かな食の魅力を誇る特徴がある。 ■日本三景・松島と雄大な自然・温泉の特徴 →松島湾に浮かぶ260余りの島々が織り成す「松島」は、日本三景の一つとして古くから松尾芭蕉をはじめ多くの人々を魅了してきた。また、県西部には蔵王連峰がそびえ、世界的にも珍しい冬の「樹氷」や火山湖の「御釜」などダイナミックな自然景観が広がる。さらに、秋保温泉や作並温泉、鳴子温泉郷など個性豊かな名湯・秘湯が県内各地に点在し、豊かな大自然の恵みを心ゆくまで体感できるリゾート地としての特徴を誇る。 |
【宮城県の市町村】
~宮城県の風景10選~
■松島(松島町・利府町・塩竈市・東松島市)
→ 日本三景の一つに数えられる、波穏やかな松島湾に260余りの島々が浮かぶ景勝地。展望台から見下ろす緑の松を冠した島々と青い海のコントラストが美しい。日の出や夕暮れ時には、島々のシルエットが黄金色の海に浮かび上がる幻想的な風景が広がり、古くから多くの文人を魅了してきた。
■御釜(蔵王町)
→ 蔵王連峰の象徴である、円錐形の火口に形成された神秘的な火口湖。エメラルドグリーンの美しい湖水は、太陽の光の差し込み方によって色彩が刻々と変化することから「五色沼」とも呼ばれる。荒涼とした火山岩の岩肌と、静まり返った美しい湖面のコントラストが圧倒的なダイナミックさ。
■秋保大滝(仙台市)
→ 日本の滝百選に選定されている、名取川の上流に位置する大名瀑。幅6m、落差55mにわたり、巨大な岩壁を凄まじい轟音とともに激しく白いしぶきを上げて垂直に流れ落ちる姿が圧巻。初夏の新緑や、滝全体が赤や黄色に染まる秋の紅葉など、ダイナミックで神々しい大自然の風景。
■鳴子峡(大崎市)
→ 大谷川の侵食によって造られた、深さ約100mの切り立った断崖絶壁が約4kmにわたって続く大渓谷。見切りの良い大深沢橋からの景色が有名。秋には渓谷全体が燃えるような紅葉で彩られ、荒々しい岩肌と色鮮やかな木々、そして時折通り抜ける列車の姿が織りなす絵画のような風景。
■伊豆沼・内沼(登米市・栗原市)
→ ラムサール条約に登録されている、豊かな自然が残る国内屈指の渡り鳥の飛来地。毎年冬になると、シベリアから数万羽もの野生のマガンや白鳥がやってきて湖面を埋め尽くす。また、夏には湖面一杯に美しいピンク色のハスの花が咲き誇り、四季折々の美しい水辺の原風景が広がる。
■仙台城跡・青葉山公園(仙台市)
→ 伊達政宗公が築城した、仙台市街を一望する高台に位置する歴史スポット。天守台に立つ「伊達政宗公騎馬像」の向こうには、近代的な超高層ビル群と豊かな緑が調和する「杜の都」の大パノラマが広がる。夜には騎馬像や石垣がライトアップされ、美しい都会の夜景を楽しめる。
■白石川堤一目千本桜(大河原町・柴田町)
→ 白石川の堤防沿いに約8kmにわたって約1200本の桜並木が続く、日本屈指のお花畑スポット。春になると、残雪を冠した壮大な蔵王連峰の山並みを背景に、満開のピンク色の桜と白石川の澄んだ青い流れが同時に楽しめる。圧倒的なスケールと色彩の美しさで人々を圧倒する絶景。
■巨釜・半造(気仙沼市)
→ 唐桑半島に位置し、太平洋の激しい荒波に削り取られた大理石の奇岩や怪石、断崖絶壁が続く景勝地。中でも海中から鋭くそびえ立つ高さ16mの「折石」が有名。三陸復興国立公園のダイナミックなリアス海岸を象徴する場所であり、地球の力強さを肌で感じられる海の絶景。
■五色沼(仙台市)
→ 仙台城のお堀の一部であり、日本のフィギュアスケート発祥の地とされる歴史ある沼。周囲を豊かな青葉山の原生林に囲まれ、四季折々ののどかな自然が水面に映り込む。春の桜や初夏の新緑、秋の鮮やかな紅葉の時期は特に美しく、都会の喧騒から離れた静寂と和の風情が広がる。
■嵯峨渓(東松島市)
→ 宮戸島の東端に位置し、太平洋の荒波と風雨によって削られた白い岩肌の断崖絶壁が約2kmにわたって続く景勝地。日本三大渓谷美の一つに数えられる。穏やかな松島湾とは対照的に、荒々しい奇岩や洞窟が連続するダイナミックな景観が広がり、遊覧船から望む海の絶景が魅力。
