滋賀県の風景
滋賀県は日本最大の湖「琵琶湖」を擁する県。県の面積の約6分の1を湖が占め、比叡山延暦寺や彦根城など貴重な歴史遺産が点在する。近江牛や近江米、ふなずしなどの独自の食文化が根付く土地。京都や大阪へのアクセスが良く、豊かな自然と歴史、都市の利便性が調和した魅力的な地域。

| 読み | しがけん |
| JISコード(JIS X 0401) | 25 |
| 県庁所在地 | 大津市 |
| 市町村数 | 19(13市6町) |
| 人口 | 約140万人 |
| 面積 | 約4,017平方km |
| 隣接都道府県 | 【中部地方】(2) 福井県、岐阜県 【近畿地方】(4) 三重県、京都府 |
| 特徴 |
1. 日本最大の湖「琵琶湖」と豊かな水環境 → 滋賀県を象徴する琵琶湖は、約400万年もの歴史を持つ世界有数の古代湖。美しい湖岸の風景は四季折々の美しさを見せ、湖畔でのドライブやサイクリング(ビワイチ)が盛ん。近畿地方の水源として重要な役割を果たすだけでなく、固有種を含む多くの動植物を育む。湖に浮かぶ竹生島や沖島、美しい「白鬚神社」の湖中大鳥居など、神秘的な水辺の景観が広がる。 2. 国宝・彦根城と比叡山延暦寺の深い歴史遺産 → 戦国時代の重要な舞台であり、歴史ロマンを体感できる名所が豊富。国宝に指定されている「彦根城」は、江戸時代の天守が美しく現存し、城下町の風情を今に伝える。また、大津市にある「比叡山延暦寺」は世界文化遺産に登録された日本仏教の母山。ほかにも織田信長ゆかりの安土城跡などがあり、古今の歴史ファンを魅了する貴重な文化財が随所に点在する。 3. 近江牛や湖魚が織りなす独自の豊かな食文化 → 日本三大和牛の一つに数えられる高級ブランド肉「近江牛」の産地であり、極上の肉料理を堪能できる。また、琵琶湖の恵みである鮎やビワマスなどの湖魚(こぎょ)を使った料理も名物。なかでも伝統的な発酵食品である「ふなずし」は、独特の風味を持つ滋賀ならではの郷土料理。良質な水と米から作られる日本酒の銘醸地としても全国的に高い評価を得ている。 |
【滋賀県の市町村】
~滋賀県の風景10選~
■メタセコイア並木(高島市)
→ マキノ高原へと続く約2.4kmの直線道路沿いに、約500本のメタセコイアが整然と並ぶ。春の新緑、夏の深緑、秋のレンガ色の紅葉、冬の厳かな雪景色と、四季折々で絵画のように美しい表情を見せる。円錐形の美しい樹形とまっすぐ伸びる道路が織りなす絶景のドライブコース。
■白鬚神社(高島市)
→ 近江最古の歴史を誇る神社の象徴で、琵琶湖の中に佇む大鳥居が美しい名所。「近江の厳島」とも称され、波穏やかな湖面に浮かぶ朱色の鳥居が神秘的な光景を作り出す。特に朝焼けや夕暮れ時、あるいは夜間のライトアップ時には、時間帯ごとに異なる幻想的で厳かな風景が広がる。
■彦根城(彦根市)
→ 江戸時代の天守が現存する、国宝に指定された貴重な名城。琵琶湖にほど近い山の上にそびえ、美しい曲線を描く屋根や精巧な石垣が歴史の深さを伝える。春には約1100本の桜が咲き誇り、白い城壁とピンク色の桜、そしてお堀の水面が調和する日本伝統の美しい風景。
■比叡山延暦寺からの眺望(大津市)
→ 世界文化遺産に登録されている天台宗総本山の広大な境内や、比叡山ドライブウェイからの景色。標高848mの山頂付近からは、眼下に広がる日本最大の琵琶湖や大津の市街地、対岸の山々までを一望する大パノラマが広がる。歴史ある信仰の山の静寂と、雄大な大自然が融合した絶景。
■近江八幡の八幡堀(近江八幡市)
→ 豊臣秀次が築いた城下町の風情を今に伝える水郷の風景。お堀に沿って白壁の土蔵や古い家並みが整然と立ち並び、水面に映る景色が美しい。春の桜や柳の新緑、情緒あふれる屋形船が行き交う様子など、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようなのどかで美しい和の景観。
■浮御堂・満月寺(大津市)
→ 琵琶湖の最も狭い部分に位置し、湖に突き出るように建てられた仏堂。近江八景の「堅田の落雁」として古くから多くの文人墨客に愛されてきた。湖面に浮かぶお堂と、背景に広がる雄大な近江富士(三上山)や、湖を行き交う船が織りなす、一幅の水墨画のような風情ある風景が魅力。
■マキノサニービーチ(高島市)
→ 奥琵琶湖の抜群の透明度を誇る美しい水辺の景勝地。「日本の白砂青松百選」に選定。緩やかな弧を描く広大な砂浜と、青々とした美しい松林が約1kmにわたって続く。目の前には穏やかでどこまでも澄んだ湖面が広がり、まるで南国の海辺リゾートを訪れたかのような絶景。
■竹生島(長浜市)
→ 琵琶湖の北部に浮かぶ、島全体が信仰の対象となっている神秘的な孤島。西国三十三所札所の宝厳寺や都久夫須麻神社が佇み、国宝の唐門など貴重な歴史建築が残る。切り立った断崖と、深い緑の樹木、そして周囲を取り囲む深く青い湖水が織りなす、厳かで力強い大自然の風景。
■伊吹山(米原市)
→ 滋賀県最高峰の標高1377mを誇る日本百名山の一つ。山頂付近からは琵琶湖や濃尾平野、日本アルプスまでを見渡す360度の大パノラマが広がる。夏には広大な高山植物のお花畑が広がり、秋の紅葉、冬の堂々たる雪景色など、ダイナミックで雄大な山の風景を堪能できる。
■水生植物公園みずの森(草津市)
→ 烏丸半島に位置し、琵琶湖の豊かな自然に囲まれた植物園。夏には隣接する国内屈指の広大な群生地とともに、数え切れないほどの蓮や睡蓮が水面を色鮮やかに埋め尽くす。背景に広がる青い湖と、色鮮やかに咲き誇る水生植物のコントラストが美しく、絵画のような風景。
